ストリートビュー屋内版 当時レアな事例

Googleストリートビューの登場から10年以上になり便利に利用していますが、プライバシーの観点から当初は(今でも)賛否ありました。
ぼかしてはいるものの表札、車のナンバー、人物も写っており、時おりぼかしが入っていなくて、私もユーザー様から「うちの玄関の表札写っているんだけど」と相談を受け、Googleマップに「ぼかしの依頼」をしたことがあります。
プライバシーにかかわることなので対応は早かった記憶があります。
自宅が写るのが嫌という場合は建物全体にぼかしの依頼をすることも可能です。

ストリートビュー屋内版

ところでストリートビューとストリートビュー屋内版(室内、店内、施設内)の違いはご存知でしょうか。
「店舗などは店内がストリートビューになっているなあ」と何となくお気づきと思います。
360度ぐるっと回転させたり、公道同様に進んでいくことができます。

公道のストリートビューの撮影車を2~3度見かけたことがあるのですが、カメラ搭載のGoogleストリートビューの専用車が(勝手に)撮影しています。車が入れないところは人が機材を背負って歩いて撮影しているのをテレビで見たこともあります。

それに対して屋内版には「Googleストリートビュー 認定プログラム」というのがあり有償になります。
認定カメラマンが店舗や施設などから依頼を受けて撮影し、ストリートビューとしてぐるっと360度閲覧できるように編集してGoogleのチェック後に公開します。
(必ずしもつなげなくても1枚物の写真でのアップもできます。)
弊社でも専属の認定カメラマンTさんらが撮影に伺います。
2021年現在では、多くの店舗や施設で導入されており、弊社でもユーザー様に高い評価をいただいており導入が一般化しつつあるように感じています。

導入のご縁

さてそんな中で、弊社の若手営業が2年くらい前になりますが、霊園のストリートビューのご依頼をいただき公開させていただいております。

店舗や施設のストリートビューは見慣れていたのですが、当時業種としては意外と感じた霊園様のストリートビューに、少々言葉が不謹慎ですが「めっちゃ、ええやん!」と思ったのを覚えています。
霊園内の雰囲気、規模、広さ、印象すべてがストリートビューによって伝わってきたのです。
霊園に限らずパンフレットの写真だといいところだけ抜群にきれいに掲載していることがありますが、ストリートビューはいろんな角度から限りなくすべてが丸見えになります。
霊園の場合、検討するのは同居のご家族様だけでなく遠方のご兄弟や親せきの方にも相談する必要もあり、その場合もごちゃごちゃ説明する前にストリートビューを見てもらうだけでも十分OKな感じがするのです。

当時としては意外な業種様に縁をいただいた弊社の営業担当。
「実はうちの祖父母のお墓があるんです」
弊社営業担当のおじい様おばあ様が縁を結んでくれたようです。

Googleストリートビュー(屋内版)

TAN